淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

流れって

二週間断食した後でいきなり豚の照り焼き弁当完食とは、イッチー若いな。確かにすごく美味しそうだったけど。少量のおかゆから徐々に普通食に戻さないとダメなのでは?

息子の受験のことで連日もやもや。成績のことではない。所詮自分の子なんだし。息子より成績の悪い子もいれば、息子より成績のよい子もいる。

何がもやもやかって、突き詰めていけばお金かなあ。もうそろそろ志望校を選定しなければならないので、重い腰を上げて願書を取り寄せたのだが、受験料一校につき約3万円。

家族会議を開き、本人が同じくらい進学したい気持ちがある私立一校と公立一校、そして滑り止めとして書類だけで合格できる一校に絞ったのだが、塾からは更に何校も受けるように強く言われてげんなり。

本人が進学する意志のない学校を受験して一喜一憂するのもどうかと思うのだが、だーっと受けるのが「流れですから」と。

練習なら沢山受けさせられている模試(当然有料)で十分ではないかと思うのだが、受験自体が勉強だか、本人が志望する学校に最終的に到達するために流れで受けろと。

一校3万円払って「練習」する費用対効果がわからない。場慣れとか、過去の経験則とか、問題の傾向とか色々言っていたが。流れ流れっていうけど私は高校の時も大学の時も一校しか受けなかった、とも言ってみたが。

ああ、ややこしいなあ。二校しか受けずに落ちたら「ほらね、流れですから全部受けとけば通ったんですよ」って言われるんだろうなあ。塾としては合格実績のために生徒に数多く受けさせたいだけなのではと邪推。11月に入ったら早速制服姿の顔写真を一人一人撮り、恐らく子供達のモチベーションアップ目的もあると思うのだが「合格の喜びの言葉」の作文まで提出させられ、合格速報チラシを準備しているようだし。

皆さん本当に「流れ」で全部受けるのかしら。この不況下、合格した順に入学金を気前よく払って、より難しい学校(大抵受験日が遅い)に合格したら既に納入した学校の入学金を諦めるのかしら。

教育パパママの情報サイトをついつい覗いても(いつも後で後悔)、塾代やテキスト代や夏季・冬季やその他の特別講習代やら受験料や捨てることになる入学金を憂う人は殆どいなくて、やれ子供の模試の点数とか難易度とか自慢とか志高い話題ばかりでつい暗い気持ちに。

こんな志高いご両親様のもとで育ったお嬢様と息子がモノの弾みで結婚した暁には、息子は死んだものと思わなきゃならないな、などと妄想が飛躍してしまった。ヤンキーの娘もアレだけど。

塾の言うこと聞いていたら更に4校受験しなくてはならない。ひー。なんかもっといいお金の使い道ってあると思うんだけどな。最後は「はーいはいはい」って適当に合わせて、私が願書送らなければいいんだけどね。イマドキは学歴って買うものなの?格差は益々開き、しかも世代間連鎖する傾向にあるような気がする。

そして明日から夫の母が上京。