淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

新旧名作

猛暑の影響で人参の価格が高騰。萎びた小さな人参が店頭に並んでいたりする。続けていた人参ジュース生活を一時休止することにした。最低気温27度以上の「スーパー熱帯夜」なる言葉があるとは。まだまだ厳しいスーパー残暑が続くのかしら。

夏休みに出掛けたホテル。昨年宿泊した時にDVDプレイヤーがあったので、今年は出発前にTSUTAYAでDVDをレンタルして持って行ったところ、地デジ対策が進みテレビがH社製32インチ液晶テレビに変わっていて、更に夫が自宅からウィスキーと愛用のショットグラスを抜かりなく持ってきたお陰で、幸せな映画鑑賞が実現した。

ジャッカルの日。最初に観たのはいつだろう。すごく興奮してすぐにフレデリック・フォーサイスの小説を読み、一時期フォーサイスに嵌った記憶が。最後に観たのもかなり昔のはず。ちょいデイヴィッド・ボウイ似と当時信じていたジャッカルが強烈にカッコよかった印象なのだが、今回改めて観たらちょっと古臭かった。みんなタバコをいつでもどこでもガンガン吸っていて、時代を感じる。途中でBGMがないことに気づき、それが静かな緊張感を生んでこういうのいいな、と思う。大仰な音楽で無理やり盛り上げる作品にはうんざりする。何度観てもいい映画!

SRサイタマノラッパー。低予算ながらゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞ほか、各方面で評価が高かった作品ということで、半信半疑で再生。

最初から最後までなんなんだこれは!埼玉のド田舎のヒップホップグループSHO-GUNGという設定だが、プロのラッパーが演じているの?というくらい上手い!一昔前は日本人のラップ音楽ってかなり変で無理があったけれど、今はホント上手くなっているなー。脚本がいい!曲もいい!倉庫の溜まり場の雰囲気がいい!会議の場面もいい!

残念だったのは音質が悪かったこと。自宅ではBOSEのスピーカーに繋いで音を出しているからその違いなのか、低予算制作ゆえに録音機材が悪かったのか。