淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

フォードVSフェラーリ

ジムに通ったり、日常生活でこまめに身体を動かすように心がけはじめたものの、頑張っている割には体重がなかなか落ちない。

特に太腿、お尻、下腹部。服がきつくて入らない事態に陥れば、これほど深刻化しなかったのに、すべてはストレッチ素材が悪い。伸張性半端ない。

映画「フォードvsフェラーリ」を観た。これは劇場で観て大正解。迫力あるエンジン音。身体が揺れる位の振動を感じた。

単なるモータースポーツ映画ではなく、人間模様や友情や家族愛も丁寧に描かれている。vsはフォード二世vsエンツォ・フェラーリでもあり、フォードの官僚的な管理職vs現場の人間でもあり、ケン・マイルズvsキャロル・シェルビーでもあり、マット・デイモンvsクリスチャン・ベイルでもあり、対立軸が明快で面白い。マット・デイモンもよかったけれど、7000rpmの世界に生きるクリスチャン・ベイルがかっこよすぎた。スタントと映像技術による1966年のル・マン24時間レースの臨場感と再現性に大興奮。

最近環境に配慮するニュースが増えてきて、フランスのある都市では、暖房付きテラスが禁止になるそうだ。テラスで暖房器具を長時間つけると、沢山の二酸化炭素が排出されるとかなんとか。

フライトシェイムという言葉も耳にした。二酸化炭素の排出量を考慮すると航空機に乗るのは恥ずべきこと、電車等で代替可能なら航空機での移動を控えるべきではないか、と。

車を猛スピードでぐるぐる走らせ、24時間ひたすらガソリンを消費して二酸化炭素を排出するル・マン24時間レースなんて、近い将来環境活動家達の猛抗議により廃止になったりして。モータースポーツのドライバー達が英雄ではなくなる日が来るのかしら。

 

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