淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

みいつけた!

毎朝娘を幼稚園に送り出すのが一仕事。何でももう自分で出来るもん、のプライド高いお年頃なので、お着替えママ手伝わないで、だし朝食も食卓でダラダラ小一時間なんてざら。「早くしなさい!!バスに間に合わないでしょう!!」と朝から怒鳴りまくり。時間ギリギリまでバタバタするのが大嫌いなので、朝から気分悪い。

ところが朝のシーケンスを変えたところ驚くほどスムースになった。起床したらすぐ制服に着替えさせ、その日の持ち物を全て用意、髪を結んで(日によりあれこれ小うるさく娘が指示)登園スタイル完成して初めて食卓に。

朝食はゆっくり時間をかけて食べてもいいけれど、終わったら教育テレビを観ていいわよ~観たいわよね~。出発前には余裕を持って洗顔と歯磨きトイレに行けるので、私にもゆとりが生まれた。

いま娘と私がはまっている番組が「みいつけた!」で、「いないないばあっ!」「おかあさんといっしょ」よりちょい上の年代、園児対象みたい。

これがなんとも不思議な番組で、主な登場人物が椅子のコッシーとサボテンのサボさん、それにすごく可愛いんだけれどどことなくオバサンっぽい顔立ちのスイちゃんという、見たところ小学校低学年くらいの恐ろしくしっかりした女の子。

使われている音楽もやたら耳に残る曲ばかりで「ぼくコッシー」やトータス松本が力いっぱい「つーぼみっ!」「たーまごっ!」と歌い上げるエンディングテーマ。朝聴くと一日中「ここっここっここここコッシー」脳内でオートリプレイ。名曲だわ。

このコッシーの声、素人っぽい、間延びした甘えた感じの声がずっと気になって気になっていたら、私が大好きなお笑い芸人サバンナの高橋だってことを知り、ああやっぱり。はんなり京都弁ではなく、椅子なので語尾は「いっすー」、挨拶は「おいっすー」。正しい日本語でなくて大丈夫なのかと少し心配してしまうが、教育テレビの子供向け番組はどれも本当に丁寧に作られているなあ。