淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

金星

息子の受験で頭が一杯で、岡田監督の後任予想までとても考えが及ばない。4強入りで世界を驚かせる前に日本中を驚かせた岡田監督。試合後に岡崎が笑っていたけどがカメラ回っているの気づかなかったのかしら。監督更迭しないとのことで暴動が起きないのはさすが平和国日本。というか皆さん私同様子供の受験でそれどころではないのか。

実は先日息子の受験日に、家族の反対を押し切って、受験会場まで見送りに行ってしまったのだ。少し前に教育パパママが集う掲示板で、「高校受験に親が付き添うか否か」について喧々諤々議論が白熱しているのを見て、「どんだけ過保護!!ありえないよね!!」なんて鼻で笑っていたのだが、息子曰く模試会場にまでついて来る親もいるとか。反抗期真っ盛り、親と一緒にいるところを同級生に見られるのを極端に嫌がる微妙なお年頃なのに。

とまあ、息子は勿論一人で行くことになっていたのだが、私が急に同行したくなったのだ。物見高いので正門前で繰り広げられるという各塾総出の大応援団見たさに・・・。実際のところ休日の早朝ということもあり、行きの電車は受験生親子(パパ率高し)の姿が多かった。子が心配、というより皆さんあの騒然とした雰囲気を楽しみたかったのでは?

いやあ、すごかった。寒い中早起きして行く価値はあった。聞くところによると中学受験はもっと凄いらしが。まさに黒山の人だかりの中、塾の先生が息子をちゃんと捕獲し、自分達の応援エリアに連れて行ってくれた。息子お気に入りの先生から有り難い激励のお言葉を頂き、最後は気合のハリセンが息子の頭上で炸裂。私なんて感極まってその場で涙がこぼれた。そして塾の先生方に何度もお礼を言って帰ってきた。

しかし塾に通っていない子(はまずいないだろうが)や地方から受験に来た子は、あの光景にドン引きしただろうな。円陣組んでオー!とやっていたところもあったし。

結果は合格。例年になく数学が難しかったらしく、30分過ぎた段階で零点だったらしい。一問も解けずに零点のまま帰ったら塾の先生(ハリセン)に怒られるなあ、と折れた心を入れ替えて、残り20分でなんとかミラクルを起こしたそうだ。

息子の第一志望はあくまでも地元の公立。3年後ここの大学を受験しても合格するかわからないし、少し惜しい気がするのも確かだけど。