王様のおやつ

海外在住で一時帰国中の知人と電話で話した際、「日本って本当に平和ね。テレビでくだらないニュースを延々と流している。」と至極御尤もなご指摘を受けた。確かに。貧富の差が激しい場所は、世界的景気後退で益々治安が悪くなって大変らしい。日本は格差社会と言っても、それほどの差でもないってことかしら。

夫が取引先から頂いたガトーフェスタハラダのラスク。

これまで私が食べたラスクの中で一番美味しかった。どんなに巷で話題のラスクを食べても、ラスクって売れ残りのフランスパンの再利用でしょ、しかも油で揚げてどんだけカロリー増しているの、と疎んじていました、ごめんなさい。

王様のおやつを意味する「グーテ・デ・ロワ」は、バターの風味豊かでしっかりした甘さ。カロリードンと来い！といっそ強気になってしまうくらい美味。カロリーに怯えては美味しいものに出会えない。中途半端なお菓子をつまむよりは、こういう美味しい高カロリー商品を少し食べた方が、精神衛生上いい。

季節限定モノの「グーテ・デ・ロワ　プレミアム」は更に上を行く。上等なミルクチョコレートでしっかり全体をコーティングした上に、これは特にいらんと思うのだが金粉までかかっている。中敷きの紙まで高級感漂っている。「グーテ・デ・ロワ」が個別包装一袋にラスクが二個入っているところ「プレミアム」は大きめなラスクが一個。Bliss!!

このガトーフェスタハラダは群馬県高崎市にあるお菓子屋さん。東に美味しいものはない、と日頃豪語している夫も、高崎方面に向かって頭を下げていた。