神頼み
完全に受験モードの母になっている。自分自身の受験時よりもナーバスになっているのは何故かしら。勉強をみてあげるわけではなく(もう無理)、ヤキモキするのと朝叩き起こすことと食事作りしかやっていないのだが、このヤキモキが家族にはたまらなくうざいみたい。自覚アリ。でも開き直っています。にっこり。
昔はお受験ママの舞い上がりっぷりがまったく理解できず、「子供に過剰な期待せずに、なんなら自分が今から東大受験したらいいのに」など余計なことを考えていたが、世の中のお受験ママ達にごめんなさい。
難関校にわが子を是が非でも入れたいというよりも、なんだろう、ある種イベント的な盛り上がりなんだな、これは。それに勝負事ゆえ闘争本能と運と神頼みとスリルがプラスされる。
頑張っているのは子供なのだが、一番肩に力が入っているのは母。そういうものなんです、脳だかホルモンだかDNAだかの関係で。ヤキモキは母の特権。以上。自分が経験して初めてわかることがある。
昨晩は最後の駿台模試の結果が返ってきて、まさかのパーソナルベスト更新に、思わず涙ぐんでしまった。息子は「は?単なる模試だよ?一喜一憂してどうするの?」と呆れていたが、11月の結果が自己ワーストで惨憺たるものだったのだ。志望校判定はすべて再考圏や努力圏。年末に出願準備しながら、そりゃ心配するだろ。
奇跡の復活だが一ヶ月で偏差値が10ポイント上昇って、いくらなんでもボラティリティが大きすぎるよ。来月まで上昇トレンドラインに乗っていますように。
一方で父親は冷静というか、憂慮すべきことが他に山積、というか、ヤキモキ度が低いような気がする。
そういえば自分語りが大好きな昔の同僚に、「妻とはいつだって恋人同士でいたいんだ。でも浮気したことがある。妻が子供の中学受験にかかりっきりで俺は寂しかったんだ。受験が終わって妻も反省し(え?)俺達は乗り越えることができた。」的なことを激白されドン引きしたことを思い出すなあ。