パイレーツ・ロック

阪神矢野捕手引退。お疲れ様でした。引退試合では下柳の球を受け、金本が打って欲しい!!

日本の観測史上一番暑い夏らしい。2番目に暑かったのは1994年。やっぱりね。息子を妊娠中でもの凄く暑かった夏なのでよく覚えている。10月半ばに入院するまで暑かった記憶が。出産後退院したら秋風が吹いていた。今年の暑さも10月半ばまで続くのかしら。うんざり。

「パイレーツ・ロック」を観た。超クール！面白かったー！舞台は1966年のイギリス。BBCラジオがポップ・ミュージックを流すのは1日45分だけ、という時代に海上から24時間ロックを流し続けたラジオ局の話で、私が愛してやまないオースティン・パワーズばりの60年代。Viva! Swinging 60s, yeah!!!なのだ。

オースティン・パワーズほどダイレクトにお下品ではないが下ネタ満載。そしてこういうくだらない映画が私は大好き！The Kinks、The Beach Boys、Smokey Robinson、The Who、などなどラジオ局の話なので途切れることなく流れる沢山の音楽もいい。

エンディングはDavid BowieのLet's Danceを出演者が踊るという、まるでインド映画のような終わり方。船長さんのダンスがカッコイイ。観終わった後、思わずDavid Bowieのアルバムを聴いてしまった。

60sから現代までのロックの名盤のジャケットがだーっと映るシーンがあって、あ！持ってる！これも！これも！と嬉しい瞬間だった。今はいつでも好きなときに好きな音楽をお手軽に聴くことができるが、ラジオにかじりついてお気に入りの曲が流れるのを心待ちにしていた時代は、音楽に対するワクワク感が半端なかっただろうな。私がティーンエイジャーの頃だってそうそうお高いレコードを買えないので、音楽雑誌に載っているFM番組表のエアプレイ予定曲をチェックして、ちまちまカセットに録音してマイベストを作ったりしていたわ。