淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

稀勢の里引退相撲

稀勢の里関の引退相撲に行ってきた。我が家では稀勢の里関のことを勝手にきーたんを呼んでいて、きーたんにはいつもハラハラ、イライラ、ワクワクさせられてきた。引退相撲に際し両国国技館は満員で、一万人以上が集まるなんて、きーたん、どんだけ愛されているの!

初切、十両相撲、勢関ら美声勢による相撲甚句に続き、きーたん最後の土俵入り。太刀持ちは高安関、露払いは松鳳山関。双眼鏡が涙で濡れた。

この日の模様はBS日テレで中継されていたが、セレモニーのMCはNHKの三瓶アナ。断髪式ではきーたんに所縁ある人々が次々と土俵に呼ばれ、挟みを入れる。この日一番のどよめきは、日馬富士登場の瞬間で、優しくきーたんの肩を抱いてから土俵を降りていく姿に涙が止まらない。温かい拍手に包まれた。きーたん、どんだけ日馬富士に愛されているんだ。そして日馬富士も、どんだけみんなに愛されているんだ。

続いて場内が暗くなり、2017年3月場所で負傷したきーたんが、気迫で照ノ富士に本割と優勝決定戦で勝って優勝したあの二番を三瓶アナが再現。感動が蘇ってきた。粋な演出だった。

その後の幕内力士による花相撲は、エキシビションという感じで、まあ、でも、皆さんこうやって本場所が終わっても休めないんだな~。木村晃之助が合わせた二番は、勿論木村晃之助しか見ていなかったよ、私は。

最後に髷を落として整髪したきーたん改め荒磯親方が登場するのかな、と思ったら唐突にセレモニーはお開きに。

国技館を出たところで、大栄翔関と千代丸関に遭遇し、勇気を出してご挨拶。大栄翔関は優しく笑顔で頷いてくださったのだが、ふわ~っとめちゃくちゃいい香りがして、モテオーラが半端なかった。これが鬢づけ油の香りなのかしら。千代丸関は匂いがしなかったような気がするけれど。

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