1Q84
サントリー角瓶ハイボール缶を試す秋の夜長。アルコール度数7%。缶のデザインが秀逸。小雪のCM効果か、心なしかハイボールが流行ってきているような。そんな世間の動向とは無関係に、我が家はずっとウィスキー党。
うーん。グラスに氷を入れて注いだのがいけなかったのか薄い。水のように薄い。しかもかすかにレモン風味。でもしっかりアルコール。夫曰くお店で飲むハイボールは(と言ってもジョッキで供される一杯300円の立飲み屋のハイボールのことなのだが)やはりこの程度の濃度なのだとか。
せっかくのブームなら、是非ニッカウヰスキーに注目して欲しいところです。我が家では竹鶴、余市、そしてバランスのよいバランタインが定番。
村上春樹の1Q84 BOOK2をようやく読了。
BOOK1はもやもや感で一杯だったが、BOOK2はやや落ち着いて読めた。本筋には関係ないが、大学時代の記述に対しては異議ありだったけど。
村上春樹の本を読むと頭の中の自動翻訳機がカタカタ作動始めて、無意識のうちに英訳のことを考えてしまう。恐らく春樹様も執筆中にかなり英文を意識されているのでは?実際のところ英語訳に関しては、勿論ご本人様もチェック入れるのだろうけど、とてもうまくニュアンスが訳されていて驚きます。
やはりBOOK3を執筆中とのこと。マトリックス・リローデッド?これまでになく冗長な部分が多い作品だったように思うので、BOOK3以降はサクサクと、特にふかえりの素敵な胸に関するご説明はもう要りません。あと天吾と青豆のフィジカルコンタクトの描写も手短に願います。もしあれば。
しかし明らかにノーベル賞を避けているような気がする。彼だったら、ノーベル賞を受賞するための作品とは何かを知っているはずだし、お望み通りに書けるはずなのに。