淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

秋晴れ

ドライスキンの夫と娘をみていると、既に乾燥の季節に入ったことがよくわかる。私にとっては一番気持ちのよい時期。気温21度くらいが、一番過ごしやすい。

先日息子の誕生日があり、家族でささやかにお祝い。半日煮込んだビーフシチューにパンプキンサラダにシーキューブのケーキ。久々に出掛けたシーキューブで、美味しそうな新作ケーキに心躍る。アンリより我が家はシーキューブ派。

アンリと言えば芦屋のメゾン・アンリ・シャルパンティエが閉店したらしい。すごい贅沢な白亜のティールームだった。なんと言ってもクレープシュゼット!店員さん(ケーキに負けず劣らず総じて美形)がテーブルの脇で、グランマニエを惜しげもなく使って豪快にフランベして仕上げてくれるのです。ふわっと立ち昇る炎とオレンジのよい香りで店内の視線が集中する瞬間。

2号沿いの瀟洒な教会のような建造物は、今どうなっているのだろう。芦屋マダムは、クレープシュゼットが食べたくなったら、銀座に来ているのか。

珍しく夫が早く帰宅したので、「不毛地帯」初回拡大放映を一緒に観る。が途中で断念。CM多過ぎ!ドラマ5分につきCM2分ですか。残りは録画をCM飛ばして観ることに。

さすがにシベリア抑留時代は大幅にはしょっていた。申し訳程度にニュージーランドでロケしましたって感じ。拍子抜けするくらいマイルドだったが、あれをまともにゴールデンで延々と放映したら視聴率取れないだろうし。ただ大本営&シベリア抑留部分があれだけ短いと、これからの半年を唐沢さんが演じ続けるというのはどうなんだろう。若過ぎるし男前過ぎるし爽やか過ぎ。ドロドロしたお仕事部分だけを描いても一般受けしないだろうから、いらん恋愛比率が高くなるのかなあ。

山崎豊子先生には「ハゲタカ」を書いて欲しかったなあ。ドラマ「ハゲタカ」を観てから原作を読んだのだが、あれは完全にドラマ脚本家の勝利。山崎豊子先生がこの題材で書いていたら!