淡々と

行動範囲が狭い主婦の静かな日々のあれこれ。家族のしあわせ、シンプルライフ。

本のジャケ買い

アペリティフ代わりにショットバー、いやいや新橋の立ち飲み屋で一杯300円のハイボールを同僚とちょこっと(?)引っ掛けてから帰るのが、最近の夫のお気に入りらしい。

更に家でも飲むべく駅前のファミマ前で腰に手を当てながらウコンの力を豪快にあおった瞬間トントンと肩を叩かれ、「お!ナンパか?」と慌てて振り返ったら、そこには塾帰りの息子がいたそうだ。私は二人がほぼ同じ時刻に駅に到着しそうなことを知っていたのだが、鉢合わせした二人はびっくりしたらしい。

1Q84 Book 1」を読み終わった後、軽い読み物で中休みしたくなり、ジャケ買いした「パーク・ライフ」を読了。

それこそ日比谷公園やスタバでトールラテを飲みながらさらっと読む本で、それ以上でもそれ以下でもない感じ。嫌味がなく、さりげなく、やたら透明感があり好ましい思いで読み進めていたが、途中から平坦なストーリー、というかストーリー展開の無さに飽きてしまった。これが芥川賞受賞作品なんだ。石原慎太郎さんはこれを推したのかな。疑問。もう一つ収められている短編「flowers」は「パーク・ライフ」から清涼感を引いたような作品だった。