甲子園決勝

甲子園決勝をテレビ観戦。甲子園もいいけどローカル局でやっている高校野球地方予選開会式や、縁もゆかりもない無名高校同士の試合を観るとこれが意外に面白いのだ。すんごい張り切っている高校生達の入場行進や、あちゃー、まさに高校野球！って感じのありえないエラーや暴投があったり。さすがに甲子園クラスになると身体もごっついしプレイもしっかりしている。昔はボロボロになるまでエースピッチャーが一人で投げ続け、最後に負傷する段になると控え登場かショートあたりの選手に投げさせたり。今はプロ並みにピッチャーの継投策があったりなかなか。

日大三高と優勝した沖縄興南高校の決勝戦は、最後の最後延長12回で日大三高が大崩れするまでとてもよい試合だった。興南の島袋くんは投げてよし、打ってよし、しかもイケメン。勿論私は島袋くん中心の試合観戦だったので優勝して大感激。島袋くんのおかんになりたいわ～。しかし絶対にこういう選手は阪神には来ないのだろうな。多分ロッテね。

そして夜はＫ１。10キロ減量したピーター・アーツ40歳。京太郎に完敗して痛々しかった。アンディが生きていたらいつまで戦っていたかしら。

アンディの死を知った翌日、喪に服し黒いスーツで出勤したところ、ダークな格好をしているのは職場で私一人で非常に驚いた。と、当時のアメリカ人上司に切々と訴えたら、なんと彼はアンディ・フグのことをまったく知らなかった。アメリカ人はホント野球とアメフト以外に興味ないから仕方ないか。

アンディの葬儀は麻布山善福寺で執り行われたのだが、葬儀の参列者の多さにアンディがいかに日本人に愛された存在かを知った、と当時善福寺裏に住んでいた上司が、後日律儀に哀悼の意を表してくれた。あれからもう10年。